なんで私の思いが届かないの?


『しょ、しょー君…何?』
な、なんだろ…?しょー君から話しかけてくるなんて珍しい。
「あぁ。あのさ…国語の教科書見して」
なんだ…怒られるかと思った…
『あっ!!教科書?』
「あぁ。」
『うん。いいよ。//』
「サンキュ」
笑太がニカッっと笑った。
やっぱりしょー君の笑顔反則だよ…
「授業始めるぞー」
げ、アイツかよ…
「漢字の復習やれーぃ」
えぇー。
『うーん。わかんなぁぃ』
「愛瑠そんな簡単なのもわかんないのかよ」
『しょー君だうだっていいじゃん』
「今日の確率でいくとおまえあたるぞ」
えぇ。マジかよ…しょー君のほとんどのことが本当になってるんだよね…
『じゃぁ。教えてよ…』
…しょー君の事だから…無理…だよね…?
「俺は終わったし。いいよ」
『ほんと!!』
うれしぃ♪
「ほんとだよ」
『ありがとう』
「お前馬鹿だな」
『いいもん///』
「よーし答え合わせいくぞー」
「まずは、香美から横にいくぞー」
「香美できたかー?」
『は、はい』
「よーし答えろ」
『えーっと ○○ですぅ。どうですかぁ?』
あってるうかな?
「香美良く出来たー」
「良かったじゃん」
『しょー君のおかげだよ』
「おわるぞー」
ふふ 優羽ちゃんに報告しなきゃ
『優羽ちゃーん』
「愛ー」
「国語のすごかったじゃんっ!!」
『あのね…あれね…しょー君が教えてくれたの!!』
「えー。よかったじゃんっ」
「帰りの支度しろー」
「はーい」
「愛今日絶対に来てね」
『うん』


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