追憶〜逢いたい人へ〜
『これからどこ行こうか?天気もいいし、海でも行くか?』


孝雄は話を反らした。




『ぁっ…海は嫌…。』


ハッと割れに返り、つい即答してしまった…。



一瞬、勇の顔が頭を過る……




気まずい空気が流れ……





『じっ、じゃあ山でも行く?』




…んっ?!…なんだって?山ですと???!



孝雄のこの言葉で気まずい空気はなくなった。





孝雄は意地悪な笑顔で私を見てる…



…や〜な〜や〜つぅ〜!!



私は孝雄を睨むと、孝雄は、


『…なんてね!行きたいとこあるんだ。』



『えっ?どこ?』



『…江ノ島……。』







…って結局海じゃん……




私は剥れて、


『海は嫌だってば!』



『やだ!江ノ島に決定!』


そう言った孝雄は私の手を引き、歩き出した…







…あれ?!孝雄ってこんなに強引だったっけ?








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