追憶〜逢いたい人へ〜
『俺をダシに使うな、洋!気に入ったのはお前だ!』

真っ赤な顔してつれない一言……



『…とりあえず、乾杯しようか…話はそれからで…』




………本当にこの飲み会は只の飲み会だった…。


如何わしいゲームもなく…

ただ話すだけ……



チャラい人は桜井 洋介。

無口そうな人は高田 涼太。


二人は専門学校生……


洋君は、チャラいんだけど、話してみるととてもいい人だった…


無口そうに見える涼太君は、実は結構おしゃべり…



私は思いもよらない展開に戸惑ったけど…嫌じゃなかった……。



むしろ、楽しかったかも…









『涼太が千代ちゃん気に入ったって言うから来てもらったんだ。まぁ…俺もなんだけど…。』


『話を飛躍させるな!俺は話してみたいって言っただけだ…。』


涼太君はかなり焦っている様子…




そんな涼太君を見て…、

ちょっと…涼太君と話してみたい………って思った。



こういうのを直感的っていうのだろうか……





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