彼氏が執事？！

楓side

〜キッチンで〜

楓「ねぇみなみってば!九条先輩に何言われたの？」

みなみ「絶対に律や慎也や海斗には言わないでね…九条先輩に告られた…。」
マジ?!あの九条先輩に？ヤバッ!みなみは何にも気にしないから知らないかもしれないけど…九条先輩は沢山の人に告白されても絶対に誰とも付き合わない…。みなみすごいッ!

楓「えっ…あの九条先輩に？…でもさ、みなみって告られるの日常じゃない？」

みなみ「でも、よく知ってる人に言われるのは…初めてで…さ」

やっぱみなみは九条先輩が誰とも付き合わないこと気にしてない…。てかみなみ好きな人いないよね…？だったら九条先輩と付き合うのかな？

楓「そっかぁ……返事はどうするの？」

みなみ「来週には返事するって言っちゃったから…どうしよう…」

やっぱ悩んでんだ…。

楓「みなみ好きな人いないでしょっ!なら一回九条先輩と付き合ってみるってのもいいんじゃない？」

みなみ「じゃあそうしよ〜かな？」

楓「恋愛を学んできなさい!」

みなみは慎也のことが好きなことくらい幼なじみだから知ってる。だけどあの２人は一回離れてみないとその存在に気づくことが出来ない…きっと。
だから九条先輩と付き合ったらきっとみなみは慎也のことが好きだってわかると思う。

みなみ「なんて返事すればいいのかなぁ？」

楓「じゃあこっちきて!」