キスはおとなの現実の【完】
15.営業と願い(序)
それから何日かたった土曜日。

市橋商事への営業にふたたびいくことになった。

前回の営業の手ごたえはまるでわからなかったが、保留ということは、まえむきに考えてくれているということだろう。
あとは顔を何度もだして、親しくなっていきさえすれば成功の確率はぐっとあがる。
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