キスはおとなの現実の【完】
「うちの場合、とくに決まったところから購入しているということはありませんので。個人が量販店で購入したものを領収書でおとすというのがほとんどなんですよ」

大上先輩はなんともあっさり、むこうの情報をききだしてしまう。

「なるほど」

明るい調子で先輩はいう。
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