キスはおとなの現実の【完】
20.おさえきれない想い
家をでてから今までずっと張りつめていた緊張が一気にとけた。
そんな感覚だった。
一度爆発した感情はおさえがきかず、鼻水もよだれも涙といっしょになってあふれてきた。
カズトさんとふたりきりの立ちのみスペースで、わたしはぐちゃぐちゃに泣きくずれていた。
そんな感覚だった。
一度爆発した感情はおさえがきかず、鼻水もよだれも涙といっしょになってあふれてきた。
カズトさんとふたりきりの立ちのみスペースで、わたしはぐちゃぐちゃに泣きくずれていた。