キスはおとなの現実の【完】
「おとなとかこどもとか、そういうのってすごくあいまいです。きっと二年後のタツヤが二年後のおれのことを見たら、いつまでもちゃらちゃらと店先で遊んでいる、年うえのこどもに見えるのかなって、そんなふうにおれは思います」

おとなとこどもの概念は、絶対的なものではなく、相対的なものだということだろうか。
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