キスはおとなの現実の【完】
22.わたしのカズトへの気持ち
「でもカズトさんはちゃんといちにんまえのおとなとして、やっているじゃないですか」
思いのほかにおおきな声がでてしまう。
「店番をして、配達をして、日曜日だって働いている。正確にカズトさんがおとなかこどもか、そんなことはわからないけど。すくなくともこのまえの合コンメンバーとは、ちょっと違っていると思います。たぶん、それはわたしから見たらちゃんとしたおとなで、そういうことが、おとなとかこどもとかっていうことなんじゃないですか」
思いのほかにおおきな声がでてしまう。
「店番をして、配達をして、日曜日だって働いている。正確にカズトさんがおとなかこどもか、そんなことはわからないけど。すくなくともこのまえの合コンメンバーとは、ちょっと違っていると思います。たぶん、それはわたしから見たらちゃんとしたおとなで、そういうことが、おとなとかこどもとかっていうことなんじゃないですか」