キスはおとなの現実の【完】
どうやら酔っぱらいのムードメーカーは、業者さんを知っているらしかった。

酒屋さんはカズトという名前らしい。
業者の男の人がこちらをむいた。

「おう。タツヤか。最近うちにのみにこないと思ったら、こんなところでのんでいるのか」

プラスチックケースをダブルでかかえながら、こちらに歩いてくる。
カズトという業者の人は、よくわからないことをいっていた。
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