普通恋愛結婚
「俺は一途な男になるんや。俺なら杏里ちゃん幸せにできる。したる。」

「お前すごいなあ、見た目とのギャップ激しいで」

「うるさいわ」

でも、ほんまそうやねんなあ。

俺は見た目が派手。やから今までみたいな軽いヤツやと思われる。

まず、見た目で言うたらピアスは7個ついとるし、髪の毛は茶髪。制服のブレザーは崩しまくっとる改造服。

身長は173センチ。まぁ全然低くはないやろ。
目はデカすぎでもないけど平行二重。

まあ、自分でもルックスは悪くないと思っとる。

「杏里ちゃんのタイプどんなんやろ…」

「聞けばええやんけ」

「そうやけどぉ…」

「なにウジウジしとんねん」

何かタイプ聞いて、そういうヤツになろうとしてるんがバレバレっていうんは…なんか格好悪い感じがすんねんなぁ…。

「あっ!せやったら翔に相談したらええやんっ」

「なんで…?」

「だって翔って杏里ちゃんの隣の席やから、さらっと聞けそうやんか。」

「あっ!せやった!」

せやっ!その手があったな。でも…まあ少し嫉妬してまうな。

こんなこと絶対誰にも言わへんけど(笑)

まあ翔は幼なじみやし一番信用してるヤツやから全然大丈夫や。
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