キミだけ、*
  






     そんなこんなで
     今、ということです。


     でも、何だかんだ言って
     あきのこと…。




    「 でっ、でも、
      嫌いじゃないからね! 」




     そう言うと、
     あきは笑って、




    「 どーも。 」




     と言った。


     そんな様子を、
     愛理は微笑ましそうに
     みていた。




    「 じゃーな!
      自分の席に戻るから 」

    「 うん、わかった 」




     桜舞う季節に、
     あたしはあいつと
     楽しい思い出を刻んだ。






  
< 4 / 13 >

この作品をシェア

pagetop