ミルクティー色の女子×メガネ男子

貴方は嫌いです




5限目の授業が始まった。


「愛実ちゃん、教科書かーしてっ♪」

中伊君が、教科書を忘れたらしく
あたしに頼んだ。



「...いぃけど」


そう返事すると中伊君は微笑んだ。

その顔は女子誰もが目をハートにしそうなくらいカッコイイと思う。
あたしは目をハートになんて出来ないけど



中伊君とあたしの机を引っ付けて
その真ん中にあたしの教科書を置いた。


そしたら前の席の高橋君が後ろを向いた。

「安藤さんに手紙が回ってきました」

そう言って高橋君はあたしに折り畳まれた紙を渡してきた。




誰が書いたんだろ?



誰から?って聞くとわからないと
言われた。



とりあえず見てみると、



――――――――――――――――――――



安藤さん、放課後教室に残っていて下さい
話したいことがあります。



――――――――――――――――――――



誰があたしに書いたんだろ?


まあ、残ってみよっか...。

でも男だったら怖いしな...。




あ!良いこと思い付いた!





< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop