藍色の城



電気は消しても、昼間だから
カーテンから光は差してんだけどね。
莉緒は恥ずかしいらしいから。



首筋に舌を這わせて
鎖骨あたりにキスマークを付けた。



ていうか……莉緒ちゃん。
あなた意外と胸が大きいのですね。
ボクは大層嬉しいです。デヘ。



舌で愛撫するだけで莉緒の吐息が
漏れ出す。
ねぇ…どこが感じる?
ボク色に染めたいんだ。



初めてだと、下部はあまり刺激
しない方がいいのかな?



でもダメ。
こんなに濡れてたら
ボクの理性が保たない…!



『莉緒…入れていい?』



『う……うん。』



ゴムを装着して股の間に入る。



『莉緒…力抜いて。』



そっと口づけを交わし見つめ合う。
緊張感がボクにも伝わってきた。









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