藍色の城



『莉緒…?大丈夫…?』



『ん…はぁん……だ…いじょうぶ。』



莉緒の中は相当キツイ。
それが返って気持ちよくて、
ボクも限界かも…。



『昊…っ!』



アソコ的にヤバくて目を閉じて
いたら莉緒の声がした。



『ん……?』



『私……幸せだよ。』



目尻からこめかみへと流れ落ちた雫。
泣いてるの…?



『バカ。これからもっと幸せに
 するよ。待ってろ。』



『うん…。』



あぁ…ヤバイ。出そう…。
一旦抜いた。



ハァハァと荒い息を整えながら
莉緒の雫のあとを拭った。









< 113 / 121 >

この作品をシェア

pagetop