藍色の城
『莉緒…?大丈夫…?』
『ん…はぁん……だ…いじょうぶ。』
莉緒の中は相当キツイ。
それが返って気持ちよくて、
ボクも限界かも…。
『昊…っ!』
アソコ的にヤバくて目を閉じて
いたら莉緒の声がした。
『ん……?』
『私……幸せだよ。』
目尻からこめかみへと流れ落ちた雫。
泣いてるの…?
『バカ。これからもっと幸せに
するよ。待ってろ。』
『うん…。』
あぁ…ヤバイ。出そう…。
一旦抜いた。
ハァハァと荒い息を整えながら
莉緒の雫のあとを拭った。