藍色の城



これから何年先も、
きっとボクたちは一緒に居る。



莉緒には…恩返ししていこうと
思うんだ。
ボクの一生をかけてね。



誰もいない、使っていない教室で
キスして襲っちゃうボクを
テンパりながら受け止めてくれる
莉緒も、



ペアリングを寝てる間にはめて
プレゼントしたら
しばらく泣きやまなかった莉緒も、



名前を呼んで振り向いた瞬間の
照れた笑顔の莉緒も。

 

全部、大切なボクの彼女。



ボクの隣でずっと笑ってて。



その笑顔が



ボクの生き甲斐だから─────











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