藍色の城




それぞれに流れる時間が
変化していく。
形あるモノも、ないモノも。
それが、時の流れなのかな。



穏やかな愛に包まれて与えられた
幸せは、決して二人だけで
積み重ねてきたモノではないということ。



背景に、大きなキミの
置いていってくれた愛があります。



それは、時に『笑え』と言って
くれます。



『もー!パパも一緒に遊んで
 どーすんのよ!ハイ、お片付け!』
『ちょっと陽、人参食べてよ。
 慶も食べなくなるでしょ!』
『ギャー!ふすま穴開いた!』



とまぁ、毎日が戦争です。



でも、そんな生活が心地いい。
陽はやっぱり子煩悩で呆れちゃうけど
とてもいい旦那さんです。



あの日の傷は癒えたわけではない。
だけど少しずつ変化してる。



いい意味でね。



今日も明日も明後日も、
ずっとずっと私が笑えるのは



愛する陽と、慶と、



コウくん。



キミたちのおかげです。














【 完 】








最後までありがとうございました☆
次ページからはホントのおまけ♪

昊と村上ちゃんのお話です。
よければどーぞ♥(by MARI☆)











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