ボーイズ・TOWN・ガール!
バタバタと忙しい夜が終わり、最後の客を七森さんが見送りに出てきた。

「今だ〜」
心でつぶやいた

岡本くんはにやにやしてこっちを見てきた。

客を見送った後、七森さんが店に戻ろうとした時、オレは声をかけた

「おつかれさまー」

「おつかれさまでした」

「七森さんってペルシャ猫みたいですねー」
自分で何言ってんだか〜って思いながら口にでてしまった

すると、七森さんはオレに向かってニコっとしなが

「あなたもそうですねー」

っと言いながら去っていってしまった…

えっオレも猫系って事?
なんだか不思議な答えにとまどった。

そーいや、一回ゆわれたことあったっけー

まぁ、いいか…

七森さんとしゃべれたし…

「オレも猫系?」

岡本くんに聞いてみた

「さぁ、どーでしょーね」

あっさり人事の様に岡本くんは答えた。

でも少しだけ、ハッピーな気分になれたことは確かだった…
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