ボーイズ・TOWN・ガール!
ささやき峠についた。


結構夜景がきれいだった。

椎子「ごめんね、つきあわせてしまって…竜さんってなんかお父さんみたいでほわっとしてるでしょ。だから、つい…」


「お父さん?」


当たっている。よく言われる。


「じゃー椎子のお父さん代わりをしたるわ…」


冗談っぽく言ってみた…


椎子「じゃー、まず、なにしてくれる?」


椎子は助手席のシートを倒しながら、こっちを向いて、ニコっとした…


「………」


椎子「あっ…」


オレは椎子のグロスの効いた赤い口紅の唇にキスをした。


「はい。これ、お父さんからのキス!」


椎子はほほ笑みながら
椎子「奪われたー」


少しはしゃいでいた…
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