君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~
あの時と同じ髪型。
周りの人がみんな、きゃーきゃー言ってるし。
ホストか?っての。
どんだけモテモテなの。
まぁそれも良いところ♪
『2人共どうしたんだよ?』
「えっ?『瞬夜の働きぶりを見に』
私の言葉をかき消すように、悠緋が乗っかった。
『はぁ?』
『大丈夫、霈祢は取らないからさ♪』
「取られてたまるか!
私は瞬夜が一番だし」
すると瞬夜は下を向きながら、笑っていた。
今、思うと瞬夜ってよく笑うよね。
笑顔が一番似合う。
『メニューは?』
「チョコパフェ1つ」
『俺もチョコパフェ♪』
はい?
「悠緋も?」
『別にいいじゃん何食ったって』
瞬夜は笑いながら『かしこまりました』と、ここを後にした。