君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~
私は約束の時間まで、夏休みの宿題をする事にした──
わかんない所ばっかり…
馬鹿な私には苦労する。
どの問題も見ては「はぁ?パス」の言葉しか出てこない。
この暑い部屋が嫌になり、私は宿題を持ってFood店へ向かった。
人の少ない端らへんの席に座った。
「はぁ~…いいなぁ彼氏」
私から少し離れた場所に座っているカレカノ。
どっから見てもラブラブにしか見えない。
憧れるわぁ。
『お客様、ご注文はお決まりでしょうか?』