君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~


ん??


という事は...



「2人きりー!?」



そんな!!


悠緋、なんて事をー!!


あいつ絶対演技だ。


昔から演技めちゃくちゃうまかったし。


どうせあのMail、どうでもいい携帯ゲームからでしょう。


こそこそMailしてる仕草なんかなかったし。


あいつ、後で…



『嫌?なら帰る?』



瞬夜は手すりに座り、夜空へ舞う花火を見つめた。


花火、いつの間にか上がってるし!!



「いや。瞬夜と居る」



瞬夜は小さく笑っていた。


最近よく笑ってる。


私は瞬夜と同じように手すりに座ろうとした。


その時!!




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