君が奏でるメロディ ~貴方の瞳に映るもの~
夏休みはあっという間に過ぎてしまった。
ほとんど悠緋と瞬夜と遊んでばかりいた。
メールの受信Boxは悠緋で沢山。
つい最近瞬夜ともメアドを交換した。
「はぁ───」
私はこの果てしなく続く青空にため息をついた。
夏はよく晴れるなぁ。
暑いのに...
『どうした?』
瞬夜はギターをケースにしまった。
すると私が座っている、ベンチの隣に座った。
近い...近い...
「なんでもない」
『へんなやつ』
ドクンッドクンッ──
また顔が赤くなってきてる!!