常冬の青春に恋をした!?
そして俺の近くで立ち止まると右手に

持っていた荷物を俺に押し付け、

空いた手で胸倉を掴んでいる男の手を

パシンと払った。


「なんだよあんたは。

関係ねーなら引っ込んでな!」

 
そう言って叩かれた手を握りながら

碧葉にすごむ男。

普通の女子なら怯えて泣くかも知れない。



だが、俺の彼女は普通じゃない。



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