常冬の青春に恋をした!?
興味がないって・・・・でも、それなら。

「それなら、興味が出ればいいって事か?」

それを聞いた碧葉は、眉を寄せ何かを

考えるように遠い目をした。

無意識なのか首から覗く鎖に触れ、

ぽつりと呟く。

「・・・・まあ、言いようによってはそうなるな」

「だったら!」

 うっすらと見えた希望に縋るように、

碧葉の手を握る。

「俺が興味を持たせるから!

お試しって事で付き合って、

もし興味を持ったら、

ちゃんと付き合ってほしい!!」
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