常冬の青春に恋をした!?
それに気付いたせいで暴れ始めた

心臓をなだめていると、

復活した大樹が碧葉に声をかける。

「碧葉も戻ってきたし、

俺そろそろ部屋に戻っても良い?」

「ああ、ご苦労だったな。

そこの紙袋は土産だ」
 

絞ったタオルで俺の頬を拭いながら、

碧葉は視線でちゃぶ台の上の紙袋を示す。



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