常冬の青春に恋をした!?
それからしばらく経つと、

俺がいることになれたらしい柚芽っちは、

碧葉の陰から出てきて

「よーくんおっきいねぇ。

どしてみみにわっかがついてるの?

ほっぺたどしたの?」

と次々と質問してきた。
 

やっぱ小さくても、

女はマシンガントークを

備えているんだな・・・・


戸惑う俺を見かねてか、

碧葉が柚芽っちに声をかけた。

「柚芽、ちゃぶ台の上に祭りの土産を

置いておいたから見てこい」

それを聞くと、

柚芽っちはパッと笑顔になって駆けて行った。
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