常冬の青春に恋をした!?
「うん、その・・・・ごめん」

「・・・・ま、ギリギリではあったが

踏み留まった事は評価してやる」

俯いていた俺は、その言葉で顔を上げる。

すると、

すぐ目の前に碧葉の拳が突き出されていた。


――鉄拳制裁!?


一瞬そう思ったけど、

彼女は軽く手首を曲げて手を

出すよう伝えてくる。

反射的に拳の下に掌を出すと、

バラバラと何かが落ちてきた。
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