常冬の青春に恋をした!?
「ああ、でも・・・・そうだな。私が指定

した順位まで上がることができれば、

夏休み中はどこにでも付き合おう」


・・・・え!?


「マジで!?」

「嘘をつくくらいなら提案しない」

腕を組んでこちらを見上げる目には

疑われた不満と挑発が浮かんでいる。

「や、嘘だと思ってないよ?

つーか俺やるよ!!」

年1回あるかないかの勉強への

やる気を再び燃え上がらせる俺。


そんな俺を見て、

碧葉はニヤリと唇の端を釣り上げた。

「そうか、ならば次の試験は210人中──」



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