常冬の青春に恋をした!?
『とりあえず、

綾香たちにはもう伝えてある。

済まんが、水族館へはお前たち

3人で行ってくれ』


そ、そんな~。


ガックリと椅子に座り込み、

携帯の隣に置いておいたチケットを、

怨みがましい気持ちで眺める。

と、その時。

俺の目に希望が映った。

「碧葉、このチケット──」



そうして翌日。

待ち合わせの場所には修輔、綾香。

俺、碧葉。そして──




ペンギンが、一羽。




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