常冬の青春に恋をした!?
ぼんやりとしながら

首から下げているペンダントに

触れていると、

綾香が突っ込みを入れた。

「ちょっと碧葉。あんた今、

恋愛は面倒だって思ったでしょ?」

・・・・鋭いな。さすがは幼馴染み。

「事実だ」

「全国の恋人・片思い中の人々に謝りなさい」

折りたたまれた苺牛乳のパックで

頭を叩かれる。

別に痛くはなかったが、

一応心の中で謝っておく。



 すまん。


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