常冬の青春に恋をした!?
「!!な、か、辛ッ!」
口に入れた瞬間、
口の中で辛さがスパークした。
他の味なんて分かったもんじゃない。
とにかく辛い。
辛すぎて口の中が痛いと感じるほどに。
「やはりな・・・・」
碧葉が差し出してくれた
飲み物を一気飲みする。
今度は冷たい麦茶だ。
この状態で温かい玄米茶を飲んでいたら
更に惨状が悪化していたかも知れない。
さすが碧葉。
彼氏が死にかけたというのに冷静だ。
おかげでこっちも冷静になったよ。