常冬の青春に恋をした!?
「で、で?」

「一応、付き合ってくれることにはなった」

「だーっ!くそ。やっぱりうま・・・・く?」

悔しそうな顔をして頭を抱えた修輔は、

途中で言葉を切って不思議そうな顔をした。

「一応ってなんだ?」

──今、それに触れるな。

再び机に突っ伏す。

「・・・・彼女が、恋愛は

くだらないっていった・・・・」

「え?は?」

うん。そりゃこれだけじゃ

意味がわかんねーよな。


俺は屋上でのやりとりを思い出し、

それによって再び心にダメージを受けつつ

修輔に事のてんまつを説明した。
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