常冬の青春に恋をした!?

「洸樹は、馬鹿だ」

腕で顔を隠したまま、

碧葉は呻くように言う。

「幸せにしたいなら、

死んだりしないで

根性で生きるべきだろうに。

死んだ人間がどうやって

残った人間を幸せに出来るというんだ。

無責任にも程がある!」

「・・・・碧葉」

呼びかけるが碧葉は止まらない。

今まで溜め込んでいたものを

全て吐き出さんばかりに

声を荒げる。

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