常冬の青春に恋をした!?
エピローグ
エピローグ (?)
「緊張して腹が痛くなってきた・・・・」
「緊張するほどの繊細な神経は
していないだろう。
普段通りにその図太さを発揮してこい」
「いやいや、俺って結構繊細だよ?
何、その普段通りって」
「私と一緒にいても
平然としているからだ」
「・・・・さいですか」
あの後、2日程寝込んだ碧葉も、
今や完全復活を遂げて
いつもの辛口トークを繰り広げている。
今俺たちがいるのは
地元にあるサッカーグラウンド。
俺はサッカーのユニフォームを
身に着け、少し高い場所にいる
碧葉を見上げた。