常冬の青春に恋をした!?
つーか碧葉は浴衣の着付けが出来るのか。

イメージにはピッタリだけど。

「そうか。分かった」

「ついでに姫華さんに髪を

いじってもらいたいんだけど、

平気かな」

「あいつは何も言わなくても

やりにくるだろう」

どことなく悟ったような

雰囲気を出す碧葉。

昼の会話の様子と言い、

今の雰囲気と言い碧葉のねーちゃんは

どんな人なのか興味がわいてくる。

でも今の状態の碧葉に聞いたら

藪蛇になることは目に見えている。

触らぬ神に祟りなし。

口元まで出かかった言葉を、

俺は根性で飲み下した。
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