常冬の青春に恋をした!?
「あ、碧葉。また明日な」
「ん」
すれ違う時に声をかける。
言葉とも言えないような返事だが、
その瞬間彼女が見せる表情は
不思議なものを見るようで、
いつもよりも幼く見える。
そんな顔を見られるなら、
あんな返事でも構わないと思う辺り、
きっと俺の恋の病ってやつは
重症なんだろうな。
そんなことを思いながら、
俺は修輔と一緒に踵を返して
その場を後にした。
「ん」
すれ違う時に声をかける。
言葉とも言えないような返事だが、
その瞬間彼女が見せる表情は
不思議なものを見るようで、
いつもよりも幼く見える。
そんな顔を見られるなら、
あんな返事でも構わないと思う辺り、
きっと俺の恋の病ってやつは
重症なんだろうな。
そんなことを思いながら、
俺は修輔と一緒に踵を返して
その場を後にした。