常冬の青春に恋をした!?
「綾香か・・・・姫華は明日のバイトは

休みだったな。綾香が浴衣に合う

髪型にして欲しいと言っていたが」

思い出したついでに確認すると、

姫華は実にうきうきとした様子で了承する。

「オッケーオッケー、まっかせなさい。

綾ちゃんも彼氏に見てもらいたいって

張り切ってたし、腕が鳴るわ~」

どんな髪型が似合うかしら、

お団子にするか、あえてシンプルに

結い上げるだけにするとか・・・・

と言いながら茶の間に移動する

姫華を見送り、皿洗いを再開させる。

と、


「あおちゃ~ん」

甲高い声と共に、

足に何かがぶつかった。
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