BE MY ANGEL
翌日ー、


「昨日はゴメン!」


教室でみんなが美姫に手のひらを合わせて謝った。


昨日美姫に謝ることが出来なかった私は、みんなに美姫は見つからなかったと言い、今日一緒に謝ることにしたのだ。


「別にいいよ」


美姫は淡いピンク色のスプリングコートを脱ぎながら言った。


その様は何故か楽しそうだった。


「みつまめ屋の抹茶パフェで手を打ってあげる」


と嬉しそうに言った。


「ありがとう~」


みんなは美姫に許してもらえて嬉しそうだった。


でも、私は昨日の一件を知ってるから複雑な気分だった。
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