。・*浮気性男子の彼女*・。【短編】
『私は…棗君を信じてる。
いつか、私に好きって言ってもらうように頑張る』






私は、そう決めた






付き合ったときから信じるって決めたんだ





『でも…っ』






雪ちゃんは何か言いたげだったけど





言わないでくれた






『大丈夫だよ…無理はしない…
もし、限界が来たら……別れるから』






『唯…』





『だから…その時はそばにいてねっ』






涙目に泣きながら私は言った





その言葉に





『あったりまえでしょっ!』





と、涙目になった雪ちゃんに抱きしめられた
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