。・*浮気性男子の彼女*・。【短編】
『あ、唯が泣きそう』




そう言って目の前に来たのは学校で棗の次にかっこいい優斗





『優斗…』





『よしよしっ』






そう言って優しく頭をなでてくれる優斗






『次の休み時間に話し聞いてやるから、
今は我慢して、な?』





『…ぅん』





『よしっ!
じゃぁ、もう授業始まるし、席に戻る!』





『ぅん』






優斗君のおかげで少し楽になれた気がした





だけど私は気づいていなかった





その様子を、棗が睨みながら見ていたことを……
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