続ナイショなダーリン─証─
「自然なことだよ」
気付くと後ろにライトがいた。
お風呂場で、あたしぼんやりしちゃってたんだ……
「みく。それは人間の本能だから」
「う……」
なんでも分かってますって顔で
ライトが優しくあたしの頭を撫でた。
そう。
あたし――
ライトとのキス
すっごく気持ちいいの。
だからって
自分から求めたりしないよ?
でもね
ライトとならいいって
思っちゃうんだ。
そんな風になった自分が恥ずかしくって
逃げちゃうの。
「みく。俺が好き?」
「うんっ……」
「だったら心も、体も。俺を求めるよ」
「……っ」
あたしはライトを愛してる。
けど
このドキドキは別物なんだってば~!!