続ナイショなダーリン─証─
「っぎゃぁ!!」
全然可愛くない声をあげて、あたしはライトと2人乗りのカートに揺られていた。
「あはっ」
ライトさん。
何がおもしろいんですかぁ……
突然現れるわけの分からないゴーストに、あたしは目をつぶる作戦で対抗。
よし。
これがいい。
「ばーか」
低い声で呟いて、
チュ-
ライトが暗闇でキスした……
「……!!」
驚いて目を開ける。と、
「っ…きゃぁぁぁぁあ!!!」
最後の仕掛け。
やっぱ知能犯……?