続ナイショなダーリン─証─


「っぎゃぁ!!」


全然可愛くない声をあげて、あたしはライトと2人乗りのカートに揺られていた。


「あはっ」


ライトさん。
何がおもしろいんですかぁ……


突然現れるわけの分からないゴーストに、あたしは目をつぶる作戦で対抗。

よし。
これがいい。


「ばーか」


低い声で呟いて、


チュ-


ライトが暗闇でキスした……


「……!!」


驚いて目を開ける。と、


「っ…きゃぁぁぁぁあ!!!」


最後の仕掛け。


やっぱ知能犯……?



< 30 / 186 >

この作品をシェア

pagetop