続ナイショなダーリン─証─


「では、失礼します」


とっても律儀に帰った彼を見送って、あたしはライトの車へ向かった。



「ライトっ。ありがとう」


「ん?」



不器用なライトの優しさが
あたし
大好きだよ。



「それより、隣」


「え?お隣さん?」



長い間工事をしていた。

大きな家が建つらしい。





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