続ナイショなダーリン─証─

「偶然ですね」


「あれ?ルイどうした」


監督っぽいおじさんが驚いた。

ルイは満面の笑みで、


「友だちと通りかかったんで」


返事をしながらあたしを見た。

ライトと、目が合った……


ルイ、ばか……



「ほう……どこかの事務所の子?」


「いえ?一般の子ですよ」


「ふむ……」




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