続ナイショなダーリン─証─
ギュウ――


たくましい腕にあっという間に包まれていた。


あったかい……



「火……が……」



お鍋の煮える音だけが響いた。



「……ん」



静かな部屋で、久しぶりにライトの熱いキス。

甘くて、とろけそう。


ライト───


あたし待ってて良かったって
心からそう思ったのに……


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