続ナイショなダーリン─証─


重なったペアリングに照明が当たっていた。


薔薇の模様だったのか――



二葉が何か言っている。


俺は何を信じればいい……



なあ、みく。


お前は俺をずっと

守ってくれていたのか。

傷つけないように。

これ以上

悲しまないように。



どうして……




< 80 / 186 >

この作品をシェア

pagetop