続ナイショなダーリン─証─
――――――……



「……ライト?」


「あ、ああ……」



二葉が帰った後も、俺は考えていた。

混乱して
わけわかんねぇ。



「ゆっくり、ゆっくりでいいと思うよ?」



みくが泣いていた。

なんでお前が泣くんだよ。

なんでお前が
俺のために

危険な目に遭うんだよ。

俺、守れてねぇな。



< 81 / 186 >

この作品をシェア

pagetop