空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜






「 一本ではありません!!

三十…五十…!!! 」





大きなモニターから分岐した
たくさんの別窓



『 どんどん、どんどん
数を増やして…現在1200!!

カラーパターンも『白』から…
徐々に『灰色』へと…
変わって行きます…!! 』





「 …… なんて事だ…!! 」




次々と、それを映す窓は増えて
最初にあった画面は
ほぼ埋め尽くされてしまった





『 ―― 司令官!!! 』



「 … 聞こえている! 」



『 各病院から、緊急通信!!

LostLove患者が
次々と意識を無くして行きます!! 』



「 ――… !! 」



「 司令!!
こちらにも全国各地から同じ報告が! 」






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