空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜





そのマサルさんの返事の仕方が
奇妙な具合だってのはわかってたけど

疲れたんだろうな
そう思ったんだ



だから余計、理由をつけても
少し休ませてあげなきゃ
そう思ったんだ



でも、マサルさんの声が
いつになく くぐもっていたのは
そんな理由じゃ、なかったんだ







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